可愛いって言われたい!メイク初心者が踏むべき段階

こんにちは!15年間メイクアップアーティストとして活動しております

ほっこりMUAです^^

今回は、皆様がメイクに挑戦していくときに以下の4つの段階を踏んで始めて頂くととっつきやすくなると思いますので、ぜひ参考にされてみてください^^

~目次~

 

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1段階:メイクをする理由を知る

人はなぜメイクをすると思いますか?メイクが大好きな方がいらっしゃれば、めんどくさい、やり方がわからないなどの理由でメイクをするのが嫌いな方もいらっしゃいます。私はメイク大好きです(それを生業としているので当たり前ですが・・・。)なぜ好きかというと、単純に、メイクを施す過程において見た目がよくなっていくのがうれしいからです。なので、休みの日にも絶対にメイクをして気分を上げるようにしています。

私の例をふくめまして、人がメイクをする理由は以下の事が考えられます。

  • 可愛く見られたい(承認欲求)

  • 自分の見た目がよくなると気分がよい(精神衛生の向上)

  • 仕事上すっぴん禁止(社会的エチケット)

  • 衣装に雰囲気を合わせたい(行事的トータルコーディネート)

 
見た目の「承認欲求」は、誰しも持っているのですが、メイクによってそれが叶ったり上手くいかなかったりする場合がありますね。上手くいったらメイクが好きになり、謎な仕上がりになると「もうよくわからない!」と興味を失せてメイクから遠ざかってしまいます。ですので、私は自分の経験を生かして、教科書的な基礎知識とかではなく使える技術を自分の言葉で発信していきたいと思っておりますので是非ほかの記事ものぞいてみてくださいね^^
 
「精神衛生の向上」というのは、たとえば私の場合も一緒ですが、かづきれいこさんが考案したリハビリメイクなど、実際に心を癒すことを目的としたメイクというのも注目されています。
 
「社会的エチケット」ですが、これは・・。どうでしょう(笑)。お化粧を全くしていないと「いくら何でも社会人なんだら少しは・・・。」と言われてしまう会社もあると聞きます。しかし、眉もしっかりある、唇の血色もいいし、お肌も綺麗、このような状態の方がお化粧は必要はないかなと思います。すっぴんはかわいいのにメイクをして逆に「残念!」と思う方をたびたびみかけます。それよりはやらない方がいいですよね。
私の友人は、高校生の時はお化粧をしている人は怒られていたのに、卒業して翌月仕事を始めたら私の友人が怒られた、と怒っておりました(笑)
 
「行事的トータルコーディネート」は、結婚式で和装に合わせて水化粧をして赤い口紅を引く、フェスに行くときに衣装に合わせて色やストーンやシールなどを使って派手な衣装にマッチさせる。ハロウィンでゾンビの衣装に合わせてゾンビメイクをする、などです。これらのメイクを施すことによってよりテンションを上げたり緊張感をもったり、適切な感情をアップさせて行事に挑むことができますよね^^

 

2段階:まずは難を隠す

さて、普段のメイクで一番目にやることは、「難を隠す」事だと思います。

よく、「生かすメイク」や「骨格メイク」というコンセプトのメイクも耳にしますが、結局すべてはファンデーション塗ることから始まるので、難を隠していますよね。

「難」というのはつまり、自分のコンプレックス、例えば、しみ、くすみ、傷、眉が薄い、眉が太い、鼻が低い、肉感がある、顔が長い、目が小さい、などです、それぞれの悩みに対するアプローチ法があります。たとえば、鼻が低いというお悩みがある方は、鼻の側面にノーズシャドウをいれて鼻筋にハイライトを入れるといったものや、眉が「薄い」や「短い」という難点に対しては、ペンシルアイブロウやアイブロウパウダーなど形や色、詳細なテクスチュアを整えていくというものです。

 

ここで大切なのは、「難がないところは何もしない」です^^

よく、メイク動画や雑誌のメイクハウツー記事で、ここにこれをこの範囲で塗って、など、色々と細かく教えてくれているコンテンツがありますが、全部その通りにやってもその顔にはならないです。何故なら元のかおのパーツ配置や各パーツの形状、色、質などが違うからです。例えばクマがある方が下瞼に茶色のシャドウを乗せると逆にクマの茶色も際立ってしまいますし、つり目の方が目じりのアイラインを跳ね上げてしまいますと、よりきつい印象の出来上がりになってしまいます。

色も色で、たとえば白の画用紙に黄色の絵の具を塗るのと青の画用紙に黄色の絵の具を塗るのとでは出る色は違いますよね^^ 

それと同じように、血色の薄い唇と、やや茶色くくすんだ唇に、同じピンク色の口紅を引くと仕上がりの色は違ってきます。

なので、まじめに全てその通りにやらなくても、自分の難を隠せそうな技術だけピックアップしてそのやり方を活用したらいいと思います。

悩んでないところは、そのまま何もしない方がきれいな場合が多いものです^^

 

3段階:難を隠しすぎて不自然になってしまうなら隠すレベルを下げる

さあ、難は隠せました。ここでチェックしたいのは、「隠したところが不自然になっていないか」です。ここからは日々の研究が必要です。

肌トラブルを隠したくて、かなり厚塗りになってしまって化粧崩れを起こしてしまったり単純に見た目が人工的になってしまったら、明日からは塗る量を減らしましょう。顔が白く浮いてしまっていたら、ファンデーションの色選びが間違っているので、次からはこれより暗い色を選びましょう。

目を大きく見せたくてブラウンのアイシャドーをたくさん塗って不自然になってしまったら次からは塗る範囲をへらして、薄くしましょう。私の経験的に、濃い色が二重幅からはみ出すと不自然な印象に仕上がります。

アイラインの存在感が強すぎたら次からはより細く書いたり、目じりのハネの終点をできるだけ自然にフェイドアウトさせましょう出来れば茶色のシャドウか薄い色のリキッドアイブロウでぼかしましょう。

 

モード系のメイクやセクシー系のメイクでしたら、人工的な要素があっても素敵ですが、普段メイクだと、隠しすぎて不自然になるよりは隠すレベルを少し下げた方が素敵に見えると思います^^

 

4段階:慣れてきたら自分の好みの雰囲気に近づける

日々メイクに挑戦して、自分のコンプレックスがうまく隠せるようになりましたら、いよいよ自分の好みのイメージを取り入れていきましょう

グリーンのトップスの色にあわせてグリーンのアイシャドウを使ってみる、ですとか、みずみずしい印象を与えたいから肌の艶感を変えてみる、ですとか、優しい雰囲気にするために眉山を少し離して色を薄くしてすこし下降気味にデザインするとかです。

チークを青みピンクにしてキュートなイメージを作ったり、アイラインを目じりのみにしてイノセントな印象に仕上げるのもいいでしょう^^

 

それぞれ違う顔に、それぞれ違う好きな雰囲気、悩みも好きなパーツも人それぞれ。だから、メイクに正解も間違いもないのです。自分の好きなアイテムを使って、自分がしっくりくる色で、自分のやりやすい手順でメイクを施し、自分が納得のいく仕上がりになったらそれが正解だと思います^^

日々のメイクを楽しみましょう^^

ではでは。